ahamoって海外で使えるの?国際ローミングの料金は?|ユアモバイル研究所
2021年から各社が格安プランをどんどん出しましたが、その中でDocomoが発表したプランがahamo(アハモ)です。
ahamoは月額料金2,700円で20GB使えるという基本パッケージを出しており、他のキャリアより特別安いというプランではありませんが、「Docomo回線なので安定している」「通信速度が速い」などの理由で人気を博しています。
そんなahamo(アハモ)に変えようかな?と考えているユーザーの加賀で気になるのが「ahamoって海外で使えるの?」という点ではないでしょうか?
今回はそんなahamoが海外で使えるのか?使えるなら料金は?という点をご紹介いたします!
ahamoは海外でも使えます!!
まず、結果からご紹介すると、ahamoは問題なく海外でも利用可能です!
国際ローミングを使って、旅行や出張の際にインターネットを使えるので「国際ローミング使えるのかな?」と切り替えを悩んでいる人や、海外でよく使うという方は乗換を検討してみても良いと思います!
ahamoの海外での利用料金は?
通常のDocomoの料金プランの場合には国際ローミングを使うには1日あたりの日額が別途必要になりますが、ahamoの場合には契約している20GBのデータ容量を追加費用なしでそのまま海外で使えます!
かなりお得ですが、月のデータ利用量が20GBを超えると低速になるので注意が必要です!
さらに嬉しいのが「手続き不要」で利用できるというのも最高ですね!
✅Yourmobile研究所的ポイント
ahamoの国際ローミングは無料で手続き不要で使うことが出来ます。
これは定期的に海外に行く人にとってはかなり魅力的だと思います!ただ「通話」「SMS」は有料なのでご注意ください。
ahamoの海外利用時のデータ容量は共有!
ahamoは無料で海外で使うことが出来ますが、契約している「20GB」というデータ容量を利用することになります。なので、すでに20GB使い切っている状態で海外に行って使おうと思っても低速でしか使うことが出来ません。
月途中の場合には契約している20GBの残量を把握しておかないと急に遅くなるなどのトラブルが想定されます。
そして、「高速データ容量の追加」も出来ないので要注意です!
✅ 日本に帰国しないと速度制限は解除されない。
もう一つのahamoの速度制限が行われる原因が「海外利用は連続15日まで」というポイントです。
20GBが残っていたとしても、15日間連続で使うと通信速度が制限されてしまいます。
この制限が行われた場合には「日本に帰国」するまで解除されないのでご注意ください。
ahamoが使える国一覧
次にahamoは全ての国で使えるわけではなく、使える国が決まっています。
2022年6月21日現在、ahamoが使える国は以下82の国と地域です。
北米 | ||
アメリカ(本土) | アラスカ | カナダ |
グアム | サイパン | ハワイ |
日本人の定番の旅行先、ハワイ・グアム・サイパンが含まれています。
また、アメリカが含まれているので、アメリカ出張が多いという方も問題なく使えそうですね。
アジア | ||
インド | インドネシア | カンボジア |
シンガポール | タイ | フィリピン |
ブルネイ | ベトナム | マカオ |
マレーシア | ミャンマー | ラオス |
韓国 | 香港 | 台湾 |
中国 | バングラデシュ |
アジアに関しては、日本人が行くアジアの国と地域をほとんどカバーしており、ahamoがあれば全く問題ないと言えます。
オセアニア | ||
オーストラリア | ニュージーランド | フィジー |
ナウル |
オセアニアは上記の通りです。オーストラリア、ニュージーランド、フィジーは分かりますが、ナウルという聞いたことが無い国もカバーされています。
ヨーロッパ | ||
アイルランド | アゾレス諸島 | アンドラ |
イギリス | イタリア | エストニア |
オーストリア | オランダ | カナリア諸島 |
キプロス | ギリシャ | クロアチア |
サンマリノ | スイス | スウェーデン |
スペイン | スペイン領北アフリカ | スロバキア |
チェコ | デンマーク | ドイツ |
トルコ | ノルウェー | バチカン |
ハンガリー | フィンランド | フランス |
ブルガリア | ベルギー | ポーランド |
ポルトガル | マディラ諸島 | モナコ |
ラトビア | リトアニア | リヒテンシュタイン |
ルーマニア | ルクセンブルク | ロシア |
ヨーロッパもかなりの地域をカバーしているので、ヨーロッパ旅行でもahamoは問題ないと言えます。ただ、15日ルールがあるので、何か国かを周遊しようと思っている人は滞在日数に注意が必要です。
中南米 | ||
米領バージン諸島 | プエルトリコ | ブラジル |
ペルー | メキシコ | チリ |
エクアドル |
中南米もブラジルやメキシコ・ペルーをカバーしています。
特にブラジルは渡航者も多いので使えるのが嬉しいという人も多いのではないでしょうか。
中東 | ||
カタール | オマーン | イスラエル |
ヨルダン | サウジアラビア |
中東へ行くという人はそこまで多くないかもしれませんが、ヨーロッパ旅行の乗り継ぎで降りるという人は乗り継ぎの間だけahamoを使うという使い方も出来るので便利です!
アフリカ | ||
エジプト | モロッコ | 南アフリカ |
レソト |
アフリカは対象国が少なめな印象です。アフリカ出張が多いという人は他の通信手段の方が便利に使えるかもしれません。
✅ 中南米・アフリカの出張が多い人は通常プランの方が使える!
ahamoは中南米とアフリカの対象国が通常のDocomoの国際ローミングより少ないので、この地域への出張がメインという方はahamoより通常プランの方が良いかもしれません。
他社の格安プランの国際ローミングはどんな感じ?
今回はahamoを海外で使う際の料金などをご紹介しましたが、他の「LINEMO」「povo」「楽天モバイル」はどうなのでしょうか?
・LINEMO:0~1980~2980円の三段階定額
・povo:2022年6月21日時点で海外利用不可
・楽天モバイル:追加料金なし(2GBまで利用可能)
✅Yourmobile 研究所的オススメ
楽天モバイルは高速データを追加出来るなどの特徴もありますが、個人的には20GB/15日間という緩めの制限のahamoの方が便利に使えそうだなという印象です。
海外で短期利用する場面が多いという場合にはこの2つのキャリアから選ぶと良いでしょう。
海外出張・旅行が多い人は期間や渡航先で選ぼう!
海外出張や旅行でahamoや楽天モバイルの国際ローミングを使う予定という方は、自分の出張先が対象国に含まれているか、そしてその期間などによって契約するプランを選ぶと良いでしょう。
ただ、ガッツリ海外出張でデータを使いたいという人は、世界周遊タイプのポケットWiFiを契約するのが一番快適だと思います。
以前世界周遊WiFiについてご紹介しているので、こちらも是非チェックしてみてください。
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