海外移住で現地採用に!その実態って?実際にどうなの?人気の国は?

海外移住で現地採用に!その実態って?実際にどうなの?人気の国は?

日本で働いていて「このまま働き続けるのかな?」「自由に生きてみたい」「海外で生活してみたい」などの理由で海外転職を探して海外移住をする人もいますが、日本で生活していると気づかないけど国に守ってもらっている事も意外に少なくありません。

今回はそんな海外移住を目指して現地採用になるのはどうなのか?という点をご紹介いたします。

現地採用ってどうなの?

現地採用と言っても、「経験」や「スキル」「語学力」があれば結構仕事を選ぶことが出来ます。
ただ、いきなり高額な報酬を貰えるというのはかなりレアケースでしょう。

基本的には日本と同等かそれより安い金額での採用になることが多いです。
そんな現地採用にはどんなメリットがあるのでしょうか?

現地採用のメリット

個人的に思う現地採用のメリットをご紹介いたします。

1.好きな国に住める
まずは一番のメリットは自分が住んでみたいと思っている国に住めるという点でしょう。「温かい場所に住みたい」「英語圏で経験を積みたい」「旅行で楽しかったからあそこに住みたい」など自分の住みたい国を狙って転職活動を行えばOKです。

2.日本より採用基準が低い場合も
これは渡航を希望する国や仕事の内容などによっても変わってきますが、未経験OKな仕事も結構多くあるので現地採用として働くのは思っているよりハードルが低いです。
日本人の求人を求めていてもそこまで人が集まらないという場合には競争も低く採用されやすいです。

3.好きなタイミングで帰国できる
現地採用は期間が決まっているわけでもないので、好きなタイミングで日本に帰国したり他の国に移動したりすることが出来ます。ただ、年齢に注意しないと日本国内での転職が難しくなるという場合も多々ありますのでご注意ください。

✅Yourmobile研究所的ポイント
基本的には想像しているよりハードルが低い「現地採用としての移住」ですが、転職の際にどういった評価をされるかは微妙なラインなので、最終的に日本に帰りたいと考えている人は35歳までには日本国内での転職を探してみる事をオススメします!

現地採用の後のキャリアってどんな感じ?

タイで採用を行っている友人にどんな人の応募が多いのか聞いてみたところ、「20代後半~30代前半」までがボリュームゾーンとの事でした。

丁度その年代って「このままの人生で良いのか」「人には出来ない経験を積みたい」「日本から出たい」と考えてしまいやすい年齢なのかもしれないですね。

現地採用で働いている人はその後どういった形でキャリアを形成しているのでしょうか?

① 現地採用を続けていく
現地採用を続けていく人は現地の人と結婚してその国で一生暮らしていこうという考えになった人が多いようです。そうでない場合にはなかなか「一生この国で」という覚悟を出来る人は少ない印象です。
結婚を機会に現地で商売を始めるという人も多いようです。

② 日本に帰国する
一番多いのはこのパターンでしょう。現地採用に希望を抱いて海外に出たのは良い物の結局は「将来の不安」や「現状への不満」などで日本への帰国を決めるパターンです。入る会社によっては全然給料が上がらないという事もあるようなのでそういった場合には難しそうですね。

③ 本社採用に切り替えてもらえる
これは結構レアケースですが、「駐在員は期間の縛りがある」「出来る現地採用を確保したい」と考えている会社は意外に少なくなく、仕事ができるずっと現地で頑張ってくれそうな人を見つけたら本社採用に切り替えてもらえるというケースもあります。

④起業する
海外で生活してきて、ある程度人脈が出来てくると、自分で何かしてみたいと考える人も結構多いです。実際に行動に移せる人はそこまで多くないですが、時々起業したみたいよという話は聞きます。
ただ、継続している人はほとんど見ないです。

✅昇給が見込めなければ転職しよう!
海外で入る会社を間違えると結構悲惨な状況になります。
会社に入る際にはどんな会社なのかをしっかりリサーチして、入って間違えたなと思ったらサクッと転職先を探すのがオススメです。特に昇給やボーナスに関してはしっかりと把握しておきましょう。

一生住まないなら35歳までの帰国がオススメ!

日本での転職は35歳を過ぎると結構難しくなってきます。ここからは年齢を重ねる毎にどんどん難しくなっていきます。

ずっと、その国で生活しない予定という場合には35歳までに日本へ帰国するのがオススメです。
国にもよりますが、特に東南アジアでのキャリアをしっかりと評価してくれる会社はそこまで多くありません。

✅ 将来何をするのかをしっかり計画しよう
海外での生活は日本と比べてもかなり厳しいという場合が多いので、自分の将来像を明確に描いてそこに向かって進んでいく事をおすすめします。なんとなく海外での生活が楽しくてのんびりしていたらどうしようも無くなるというパターンも少なくありません。

海外移住で人気の国は?

海外といってもいろんな国がありますが、どんな国への移住が人気なのでしょうか?
ランキングを確認してみると、手軽さからなのか物価の関係なのか東南アジアが人気でした。

1位:マレーシア

マレーシアが人気の移住先となっている理由としては、「常夏で住みやすい気候」「普通に英語が通じる」「物価が安い」という点が挙げられるでしょう。

その他にもインフラが整っていて治安が比較的悪くないというのもポイントです。

求人に関しても、英語が問題なければ比較的簡単に探すことが出来ます。
食事も日本人に合う物が多いので、生活にストレスを感じにくい国だと思います。

2位:タイ

1位のマレーシアと2位のタイはほぼ同率と言っても良いかもしれないくらいで、在住日本人数で言うとタイの方が圧倒的に多いです。日本人のネットワークがしっかり出来ているので思ったより窮屈に感じる人もいるようです。

比較的物価も安く、治安もそこまで悪くなく、日本人向けの飲食店やサービスも多いので東南アジアで日本人が日本人らしい暮らしをしやすい国だと思います。

日系企業の進出も多いので、一番仕事が探しやすい国もタイでしょう。

3位:フィリピン

また東南アジアですが、フィリピンも人気の移住先となっています。
東南アジアは日本から距離も近く気候も過ごしやすいためい人気の移住先となっているようです。
フィリピンに関しても旅行した程度ですが住みやすそうな印象でした。


上記の3つの国で住みやすさで言うと、タイのバンコクが頭一つ抜けている印象です。
日本人が多い国は日系のサービスが充実していますが、タイのバンコクはかなり日本人向けのサービスが充実しています。

事前にしっかり情報収集しよう!

移住といっても、リタイアして海外に行くのか、海外で働きたいのか、など目的によって取るべき行動や知っておくべき事が違ってきます。

しっかりと事前に情報収集をして海外移住の準備を進めていきましょう!

■ 仕事を見つける方法
海外での求人を見つける方法としては、「海外向け求人サイトを見る」「転職サイトで探す」「現地のエージェントを使う」という感じでしょうか。

まずは、現地の給与水準を確認するために求人件数の多い、カモメアジア転職などを見てみると良いと思います。

そして本気で仕事を探す際には現地のエージェントに登録しての職探しがオススメです。

まとめ

海外で生活したいと思っている人は、想像以上にハードルは高くないので挑戦してみるのは悪くないと思います。

ただ、現地採用として長期間海外で働くのは結構覚悟がいるのでしっかりとそこを理解しておきましょう!

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